以前は、5月になると、
「菖蒲」を売っているお店はもちろん、
売られている数自体も、たくさん置かれていました。
今では、どうなんでしょうか!?
こどもの日には、こいのぼりや五月人形を飾って、
お風呂に菖蒲を浮かべ『菖蒲湯』に入るという風習があります。
スーパーなどに置かれている数からすると、
この風習も、最近は少なくなっている様な気がします。
個人的には、この様な「昔ながらの風習」は、
新しい時代にも、受け継がれてほしいと思います。
そもそも
「どうやって菖蒲湯に入ればいいのか!?」
最近では、知らない方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回の「ズバリ解決~っ!!(xyz...)」では、
『菖蒲をお風呂に入れる時の、簡単な入れ方』をご紹介します♪
また、その他にも「赤ちゃんは菖蒲湯に入れてもいいのか!?」
「菖蒲を頭に巻くのはなぜなのか!?」などについても 解説していきます。d^^
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Contents
菖蒲をお風呂に!「菖蒲湯」の簡単な入れ方
ではさっそく、
菖蒲をお風呂に入れて『菖蒲湯』を作る時の、
「準備」と「手順」について、まずはご紹介していきましょう♪
「菖蒲湯」の入れ方は、とても簡単です!
- 【準備する物】
菖蒲 10本~15本程度
(※「お花屋さん」や「スーパー」などで購入することができます。)
- 【菖蒲湯の入れ方】
- ①菖蒲をすべて水できれいに洗い、輪ゴムで束ねます!
- ②お湯を沸かす前に、菖蒲を浴槽に浮かべます!
- ③沸かし始めてから冷ます時間も含め、「20~30分程度」で完成です!
さらに、
菖蒲をお風呂に入れる時の『3つのポイント』を覚えておけば、
誰でも完璧な「菖蒲湯」が作れちゃいますよ~♪
菖蒲をお風呂に入れる時の「3つのポイント」
この様に、「菖蒲湯」は誰にでも作れてしまいますが...
菖蒲湯の効能や、香りをより高めるために、
知っておくべき「ポイント」が3つあるんです。d^^
では次に、
その『3つのポイント』について、見ていきましょう♪
-
菖蒲湯の入れ方【ポイント①】
「葉菖蒲を購入する!」
「花菖蒲」ではなく『葉菖蒲(サトイモ科)』の菖蒲を使います!
(成分が多く含まれているので、根が付いているものは根も使います!)「花菖蒲の葉っぱを菖蒲湯に使う」と勘違いされている方も、
稀にいる様ですので、 間違えない様に気を付けてくださいね~ d^^(※ 花菖蒲はアヤメ科なので、葉菖蒲(サトイモ科)とはまったく別物の花です w)
-
菖蒲湯の入れ方【ポイント②】
「お湯を沸かす前に入れる!」
葉菖蒲は、必ずお湯を張る前に入れておきましょう♪または、
水から温める場合は、温める前に菖蒲を入れる様にしてください。 -
菖蒲湯の入れ方【ポイント③】
「熱めのお湯にする!」
ぬるいお湯では、菖蒲の香りがよく出ません。d^^まずは、熱めのお湯(43℃程度)に沸かして、菖蒲の香りを出してから、
水を足したり、時間を置くなど、適温にしてから入浴してください。
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赤ちゃんでも大丈夫? 入れ方は!?
ご覧のように、
菖蒲湯自体は、誰でも手軽に入れることができてしまいますが...
ちょっと心配になってしまうのが、
赤ちゃんを入れても大丈夫なのか!? というところです。
菖蒲の入ったお風呂に入れたことで、肌が荒れてしまっては、
「健やかな成長を願う!」などと言っている場合ではなくなります。
赤ちゃんを菖蒲湯に入れることは、問題ないのですが、
その場合、次の点に注意することが必要です。d^^
- 沸かした時の菖蒲は、すべて取り除く!
(※通常の場合は、菖蒲と一緒の方が効果は高まります。) - 葉っぱが触れて、肌を傷つけない様にする!
- お風呂を出た後は、シャワーなどで体についたお湯を流す!
ただし、
「肌の弱い赤ちゃんは、おすすめできません!」
菖蒲湯につかっただけで、肌がヒリヒリする場合もあるそうです。
どうしても入れてあげたい場合は、皮膚科で相談してみてくださいね。
お風呂に入れた菖蒲を「頭に巻く」!?
私が子供の頃、
菖蒲湯に入りながら、菖蒲を頭に巻いていた記憶があります。
しかし、大人になって知人に聞いてみると、
「それは知らない!」「初めて聞いた!」と驚いていました。
『菖蒲を頭に巻く』ということは、普通だと思っていましたが、
どうやら、この風習はそれぞれ違う様なんです w。
ちなみに、
私も知人も、住んでいる地域は 同じ「愛知県」です。d^^
この様に、初めて知った方もいるかと思いますが、
菖蒲を頭に巻く「意味」は、なぜなのかわかりますか!?
それは、
『頭に巻くと賢くなる!』という言い伝えがあるからなんです。
また、その他にも「お腹に巻く」という地域もあるようで、
菖蒲をお腹に巻くと『健康になる』と言われているそうですよ。d^^
菖蒲に含まれるエキスが、直接肌に触れると、
血液の循環が活発になり、さらに効果が得られるとされています。
菖蒲風呂の簡単な入れ方「さいごに」
『菖蒲風呂の入れ方』についてご紹介しましたが、
どうでしたか!?
意外と簡単だったと思いますが、
もう1度、大切なポイントをおさらいしておきましょう♪
- 【ポイント①】「葉菖蒲」を購入する!
- 【ポイント②】「お湯を沸かす前」に入れる!
- 【ポイント③】「熱めのお湯」にする!
この「3つのポイント」を覚えたら、
あとは、菖蒲(葉菖蒲)を購入するだけですねっ d^^
そもそも、中国より伝わった「菖蒲」は、
古くから『邪気払い』として使われていました。
春先から体調を崩しやすいため、
「端午の節句」あたりに、菖蒲を使用する様になったと言われています。
それが日本に伝わって、
男の子の健やかな成長と、出世を願う意味を込めて、
端午の節句、つまり こどもの日に「菖蒲湯」を楽しむ風習が広まったそうです。
「菖蒲を頭に巻く!」ということを初めて知った方も、
お子さんの成長と健康を願って、
菖蒲湯に入って、頭やお腹に巻いてあげてくださいね~ d^^
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