人と関わって生きていく上で、
誰に対しても「礼儀」を重んじる事が大切です。
それを形にしたものが、
『お中元やお歳暮を贈ること』といえます。d^^
だからと言って、
お付き合いのある方、すべてに「お中元」や「お歳暮」を贈るとなると、
毎年その人数は増えるばかりで、経済的に負担が増える一方です。
また、ただ義理だけの贈り物になってしまうと、
相手にとっても、負担になってしまうかも知れないので、
「贈る相手を選ぶこと」も大切な事ですね。d^^
そして、次に肝心なのが「贈る時期」なんです!
お中元やお歳暮などを『贈る時期』は、
どの地域も、同じ時期だと思っていませんか!?
私は、何の疑いもなく同じだと思っていました w。
むしろ考えた事すら、なかったかもしれません(汗)。
たとえ、私の様にまったく無関心であったとしても、
贈る側の立場になれば、知らないでは済まなくなります。
そこで、今回の「ズバリ解決~っ!!(xyz...)」では、
『お中元やお歳暮を贈る時期』や『暑中見舞いを贈る時期』、
それぞれの地域による違いなどについて、詳しく紹介していきます!
違う地域に贈る場合、
まずは こちらを参考に、確認してみてくださいね~ d^^
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Contents
「お中元」「お歳暮」と「暑中見舞い」
『お中元』や『お歳暮』は、
お世話になっている方々(親類・仕事関係・知人)に対して、
感謝と健康を祈る気持ちとして贈るものです。
対して、『暑中見舞い』は、
お世話になっている方々の、安否を尋ねるために、
お宅を訪問したり、手紙を出して近況を報告することです。
また、お中元の代わりに『暑中見舞い』として贈る事もできます。
お中元の時期が、
「7月16日~8月15日の地域」「7月1日~7月15日の地域」に贈る場合などは、
熨斗紙に『暑中見舞い』と書いて、ご挨拶として贈ります。
お中元・お歳暮・暑中見舞いを贈る時期
いざ、お中元・お歳暮・暑中見舞いを贈ろうと思っても、
いつ贈ればいいのか分からない...。
または、例え贈る時期が分かっていても、
遠い地域の親戚に贈る場合では、必ずしも贈る時期が同じとも限りません。d^^
せっかく贈ったのに、「その地域では時期が終わっていた...。」
もしかして、このような事が起きているかもしれません。
そうならないためには、
贈る時期を、しっかり把握しておく必要があります。d^^
関東と関西では贈る時期が異なる
まずは分かりやすく、
東西の地域、「関東」と「関西」に分けて見てみましょう!
関東 | 関西 | |
お中元 | 7月1日~7月15日 | 7月15日~8月15日 |
お歳暮 | 12月1日~12月20日 | 12月10日~12月20日 |
暑中見舞い | 梅雨明け後から 8月6日まで | - |
※8月7日(立秋)~8月31日までは「暑中見舞い」ではなく『残暑見舞い』になります。
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「お中元」を贈る時期
お中元の場合、
- 関東地方では、新暦で行うことから「7月初めより中旬」頃まで
- 関西地方では、旧暦で行うことから、1ヶ月遅れの「8月初めより中旬」頃まで
に贈るのが一般的です。
では今度は、
それぞれ地域別で、さらに詳しく見ていきましょう。d^^
【各地域のお中元を贈る時期】
-
北海道
7月15日~8月15日
お中元を贈る期間に、余裕がある地域といえます。
関東地方などから、7月15日よりも早くお中元が届くことがあるためか、
北海道でのお中元の時期も、7月中に贈る方が多くなり、徐々に早まってきているようです。 -
東北・関東
7月1日~7月15日
7月初旬から7月15日までと、お中元の期間が2週間程度しかありません。
東京・神奈川周辺では、お中元の時期が年々早まっているようで、
6月20日ごろから贈りはじめる方も増えているようです。それはなぜかというと、お中元の期間が短いという所にあります。
短い期間にお中元の配送が集中してしまい、
日時指定ができなかったり、また日時を指定できたとしても、配送が遅れることがあります。これを避けるために、早目に配送する方が増えてきているようですね。
-
北陸
7月1日~7月15日
北陸地方の都市部を中心とした広い範囲では、関東に合わせた時期になっています。
能登地方だけは、北海道と同じ7月15日~8月15日と遅い時期になるようで、
北陸の方にお中元を贈る場合は、特に注意が必要となります。 -
東海・関西・中国・四国
7月15日~8月15日
お中元の時期が最も早い関東の影響を強く受け、
年々早まり、お中元を早めに贈る方が増えているようです。8月16日から9月上旬までは残暑見舞い扱いとなります。
しかし地域によって、9月に入って残暑見舞いを贈ると、
先方に届くのが遅いと思われる可能性もあるので、贈る地域の確認はしておきましょう。 -
九州
8月1日~8月15日
九州の方にお中元を贈る場合は、8月に入ってから届くのが一般的ですが、
やはり九州でも、他の地域の影響で、年々お中元の時期が早まる傾向にあり、
7月中に贈る方も増えているようです。 -
沖縄
旧暦の7月15日まで(旧暦のお盆3日間)
唯一、沖縄だけは他の地域と全く異なり、
旧暦のお盆で行なうという事で、毎年お中元の時期が違ってきます!その年の「旧暦7月15日」までに届くように贈らなければいけません。
「お中元を贈る時期」に関しては、
関東に合わせて、全国的に早くなる傾向になっているようですが...
『お歳暮を贈る時期』は、どうなんでしょう!?
「お歳暮」を贈る時期
では次に、お歳暮を贈る時期について見ていきましょう。
お歳暮の場合、関東地方以外の地域では、
「12月10日以降から12月20日頃」が一般的とされています。
-
関東
12月1日~12月20日
-
関東・沖縄以外
【北海道・東北・北陸・東海・関西・中国・四国・九州】
12月10日~12月20日
-
沖縄
12月1日~12月25日
地方によって、若干の違いがありますが...
「お歳暮」の場合、
年末の忙しくなる前の『12月20日まで』に贈る方がいいようです。d^^
※お歳暮についての詳細は、
別記事『お歳暮の時期はいつからいつまで!?』を参照してください。
贈る時期を考えなくてはいけない商品
ご覧の様に、
「お中元やお歳暮を贈る時期」というのは決まっていますが...
さらに、『贈る時期を考えなくてはいけない商品』があります。
特に、お歳暮の場合、
お正月用として、生ものを贈る方も多いようです。
魚介類など、賞味期限が数日程度の生鮮品を贈るなら、
お正月に食べる用として「12月末頃まで」に贈るといいです。
しかし、お歳暮の品として「生もの」を贈る場合、
保管の問題などで、迷惑になってしまうこともあるので注意が必要です d^^
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