フェルトの切れ端が、
たくさんたまっているが、捨てられない ...。
「もったいないなぁ~」
「何かに使えないかなぁ~」
使い残しや、切った端切れが「もったいない」!
こう思うのは、おそらく私だけではないはずですw。d^^
いろいろ考えながら、結局小さい物を切って使うぐらい ...
ところが、ある事に気づいたのです!
そもそも『フェルト』は、羊の毛を圧縮して作った物なので、
バラせば、「羊毛フェルト素材」の様になるのではないかと!d^^
そこで、今回の「ズバリ解決~っ!!(xyz...)」では、
「毛糸やフェルト」と「○○○」さえあれば、
誰でもいつでもできる『フェルトボールの簡単な作り方』を紹介します!
残った毛糸や、フェルトの端切れがあれば簡単に作れるので、
もし、すでに手元にあるという方は、
この記事を参考にしながら、ぜひ一緒に作ってみてくださいねっ♪
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Contents
低コストで「フェルトボール」を手作り
フェルトボールは、わざわざ手作りしなくても、
パーツとしての「市販のフェルトボール(完成品)」も、もちろんあります。
しかし、
その市販フェルトボールを購入して作っていては、
ほとんどの場合、材料代だけでもかなりのコストがかかってしまいます。
(もちろん、作るモノにもよりますが ...)
そのため、比較的低コストで済ますためには、
「素材からフェルトボールを手作りする」必要があります。d^^
また、「好みの大きさやカラーで作りたい!」
といった目的でも、自分で作る必要があったりしますよねっ♪
超低コストで手作り!
「羊毛フェルト」を、特殊な針(フェルティングニードル)で、
グサグサ刺して作る作り方が、一般的ではないでしょうか?
もちろん、作る大きさによりますが、
フェルトボール1個作るとしても、かなりの羊毛フェルトが必要となります。
また、何色も作りたい場合など、
羊毛フェルトを、何個も購入しなくてはいけません。
ですので今回は、
その素材となる「羊毛フェルト」自体を作ってしまおう!というワケです。d^^
今回ご紹介する方法を使えば、
低コストで、かなりの量が作れるのはもちろん...
たった100円で、何色か作ることも可能となるので、
さらに「超~低コスト」で作ることができちゃいますよっ♪
フェルトボールの簡単な作り方
一般的に、『フェルトボールの簡単な作り方』は、
- 「シート羊毛」と同じ原理
- 「ニードル羊毛」の原理
の、2種類の方法があります。d^^
【シート羊毛と同じ原理】
繊維同士のキューティクルを、逆立て絡める作り方です!
羊毛に水分を含ませ、刺激を与えると、
繊維が互いに絡み合って密着し、固まる性質があります。
【ニードル羊毛の原理】
ニードルには小さな返しがついており、羊毛自体にもトゲがあるので、
それをグサグサ刺すことで、そのトゲ同士を絡ませます。
このことから、
ニードルは、縮絨の代わりにはなりませんし、また逆も同じです!
「縮絨(しゅくじゅう)」とは、毛織物の仕上げの工程で、
組織を緻密にし、毛端を絡ませてフェルト状にすることです。
縮絨だけで人形などを作成するのは、お勧めできません!
簡単!材料は「フェルトの端切れ」や「余った毛糸」
今回は、フェルトボールの材料として、
「フェルトの端切れ」や「余った毛糸」を使って作ります!
また、この自作羊毛フェルトを使って、
フェルトボールを作った場合に、どうなるかを詳しく説明していきます。d^^
と、その前に ...
まずは、今回の基本となる、
「一般的なフェルトボールの作り方」を動画で観てみましょう!
この動画で素材となっている、
「アクレーヌ」「羊毛フェルト」の代用品として、
『自作の羊毛フェルト』を作り、それを使って作ってしまう!という作戦です!
ご覧のとおり、専用のニードルで何度もつついて作っていますが、
先程も紹介しました様に、「お湯+洗剤」で作る方法もあります。d^^
ですが、今回の自作羊毛フェルトで試したら、
「お湯+洗剤」の作り方では、うまく作ることができませんでした!
繊維が荒く、細かく裂いているので「ふわふわ感」が多いからだと思います。
そのため、市販の羊毛フェルトの様に、
細長く取ることができず、繊維同士がうまく絡みませんw。
その他の理由としては、
100均の素材だから!ということが、考えられるのかもしれませんw。
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しかし!
100均商品をいろいろ試してみた結果 ...
初心者でも、簡単にフェルトボールが作れて、
さらに、ニードルで刺しても「ボコボコにならない素材」も発見しましたよっ♪
『自作羊毛フェルト』の作り方
「フェルトの端切れ」や「余った毛糸」で作る、
『自作羊毛フェルトの作り方』は、超~簡単っ!
ご覧の様に、
適量のフェルトを「ペットブラシ」で、何回かとく様にほぐすだけ d^^
「剣山」や「ヘアーブラシ」などでも代用できます!
※『毛糸』の場合は、10cm程度に切って束にしたら、
同様に、「ペットブラシ」でといてほぐしましょう♪
材料はすべて、
100均ショップ(セリア・ダイソウ)で購入できる商品です!
さらに、ここからが「ポイント」!
私が実際に行なっている『裏技』も伝授しちゃいます w。
-
裏技 その1:
マーブルの毛糸は、
色別にカットしてほぐせば、1度に何色もできます!
-
裏技 その2:
「サイズが大きすぎた」「手や耳などがブサイク」など、
作成に失敗した時は、次の様に行なえば修正が簡単にできますよ♪- 大きすぎた物は、そのまま「ペットブラシ」で擦れば、
再度ほぐれて、ちぎれば小さくなります!
- 手や耳などを取り付けたが、やり直したい場合は、
その部分をハサミで切ってペットブラシでほぐし、変更後につけ直す!
- 大きすぎた物は、そのまま「ペットブラシ」で擦れば、
この様に、
「ペットブラシ」さえあれば、簡単に修正することも可能となります!
この方法なら失敗も怖くないので、じゃんじゃん作ってみてくださいね~d^^
「フェルト」の端切れで作る!フェルトボール
では、『自作の羊毛フェルト』を使って、
実際にフェルトボールを作った場合、どのようになるのか!?
それぞれについて見てみましょう♪
【フェルト】の場合
- どんな種類でも、フェルトボールは作れます!
(しかし、なぜかダイソウの白フェルトは作りにくかったです。) - 使ったフェルトの端切れがあれば、簡単にフェルトボールが作れます!
- 100均で「5色入りのフェルト」を購入すればお得!
余った「毛糸」で作る!フェルトボール
では、
「毛糸」を使った場合はどうでしょう?
【毛糸】の場合
- どんな種類の毛糸でも、簡単に作れます!
- 作る際に、かなりほぐしやすい!
- 何度刺してもボコボコになりにくい!
(刺して、手で転がすを繰り返すと、きれいに作れます。) - アククリル100%の毛糸は、短時間できれいに丸くなります!
- 仕上がりのモケモケは、少し多めです!
(「刺して、手で転がす」を繰り返しても、まだ気になる様なら、
ハサミでカットしても問題ありませんでした。d^^) - 100均で「マーブルの毛糸」を購入すれば、1度に何色も作れる!
(1玉で、3~4色のフェルトボールが作れます!)
フェルトボールの簡単な作り方「まとめ」
この様に、「自作羊毛フェルト」を作れば、
かなりの『お得感』があることが分かりますよねっ♪
最後に、
簡単にまとめてみると、以下の様になります d^^
- コストをかなり削減できる!
- 大量に作ることができる!(大きな作品を作るのに最適です!)
- 100円で何色も作れる!
- 初心者でも、ニードルで簡単きれいに丸く作れる!
- 残った毛糸やフェルトが使える!
- 少し足りない時や、色が足りない時に便利!
- 「お湯+洗剤」での作り方では作れない!
- 小さい作品は、慣れないと難しい!
- 毛糸は、仕上がりのモケモケが多め!(特にウール100%)
作ってみた結果は、この様な感じでしたが、
やはり「コストが掛からない!」という点は何よりですよね~♪
ペットブラシ1本あれば、ホントに簡単に作れてしまうので、
これらを参考に、ぜひ1度試してみてくださいねっ!
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