毎年、お正月には、
必ず「鏡餅を飾っている」というご家庭も多いと思います!
では、鏡餅をなぜ飾るのですか!?
鏡餅を、毎年飾っている方の中でも、
「飾る意味はよくわからないけど...」
「毎年飾っているものだから...」
という方も、少なくないのではないでしょうか?
当然と言えば当然なんですが、
鏡餅にも、「飾る意味」や「正式な飾り方」があるんですよっ。d^^
そこで、今回の「ズバリ解決~っ!!(xyz...)」は、
『鏡餅の飾り方』についてです。d^^
鏡餅飾りの「名称」や「意味」に加え、
「半紙の折り方」についても、詳しい手順をご紹介します♪
お正月番組などで見かける『鏡餅』は、
「とても豪華な飾りつけ」がされていますよねっ!
さすがに、テレビ番組のセットの様な、
「超豪華な鏡餅」というワケにはいきませんが ...
ご家庭で、鏡餅だけを単体で飾っているのに比べ、
たったこれだけで、かなり豪華さが違った印象になると思います。d^^
ぜひ、参考に作ってみて、
来年は、ちょっぴり豪華なお正月を迎えてくださいねっ♪
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Contents
「鏡餅」を飾る意味と飾り方
お正月に飾る『鏡餅』も、
当然、「飾る意味やしきたり」があります。
では、なぜ鏡餅を飾るのでしょうか?
新年の神様である「年神様」の依り代だからなのです!
そもそも、お正月行事というのは、
新年に「年神様を家に迎えて・丁重に見送る」ための行事です。
そして、
お迎えした『年神様の居場所が鏡餅』という訳なんです!
鏡餅の伝統的な飾り方や、
飾る装飾品にも、様々な種類があるそうです。d^^
地方によって、縁起物の装飾が異なっている!
ということもありますが、装飾品にはそれぞれ意味があります。
ですので、
今回ご紹介するのは『鏡餅の正式な飾り方』ですが、
「一般的な鏡餅の飾り方のひとつ」ということになります。
鏡餅飾りの「名称」と「意味」
まずは、鏡餅飾りの「名称」と、
それぞれの「意味」について、見ていきましょう♪
- 【橙(だいだい)】
- 注連飾り(しめ飾り)にも使われる。
- 子孫が代々(だいだい)続くように願う語呂合わせ。
- 永遠の命をもたらす「非時香木実」とされ、
だいだいなどの柑橘類には、特別な意味合いが込められる。
- 【お餅】
- 神様が宿る「神鏡」が由来とされ、丸い形は魂を表します。
- 二段重ねは「円満に年を重ねる」という意味がある。
- 【裏白(うらじろ)】
- 注連飾り(しめ飾り)にも使われる。
- 葉の裏が白い事から、
「心の清廉潔白さ」と「白髪になるまで生きる」という意味がある。 - 左右対称の形が「夫婦円満」を表すとも言われています。
- 【四方紅(しほうべに)】
- 四方を赤くする事で、
「天地四方を拝して災いを払い、一年の繁栄を祈願する」と言われます。 - 赤いことから、厄除けの意味もあります。
- 四方を赤くする事で、
- 【紙垂(しで)】
- 注連縄などに垂らして、「神域・祭場」に用いた場合は聖域を表します。
- 落雷があると、稲が育ち豊作なので、
雷光・稲妻をイメージし、邪悪なものを追い払うとされています。
- 【三方(さんぽう)】
- 神事において使われる、神饌(神様の食べ物、御供え)を乗せる台です。
鏡餅を飾る「順番」
続いて、「鏡餅を飾る順番」です!
- 三方と呼ばれる台座の上に四方紅を敷きます。
- 四方紅の上に裏白の葉の白いほうを上にして、正面に垂れさせて置きます。
- その上に餅を2つ重ねて置きます。
- 紙垂(しで)を正面に垂れさせるように挟みます。
- 橙を乗せます。
地域などによっては、
「紙垂(しで)」をお餅の下に置いたり、
「末広」を橙の上に置いたりする場合もよく見られます。
「四方紅」がない場合は、半紙などを敷いて使います!
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鏡餅の飾り方「半紙の折り方」
上述の様に、
鏡餅に飾られている稲妻の様な「ひらひらした半紙」は、
『紙垂(しで)』と呼ばれるものです。
次は、この「紙垂を作る」ための、
半紙を使った『折り方』を見ていきましょう♪
自分で折れる「半紙の折り方手順」
それでは、
「半紙の折り方」を、手順に沿って説明していきますねっ。d^^
【半紙の折り方「手順」】
- 手順①:
半紙1枚を半分に折ったら、さらに半分に折って4等分に切ります!
- 手順②:
手順①で4等分に切った半紙1枚を、さらに半分に折ったら、
縦に3等分に折り、横は4等分に折ります!
- 手順③:
手順②で折った、開いている方を右側にしたら、
写真の様に、4等分にした線に沿った線を「3分の2」の所まで書いて印を付けます!
(左から、「上・中」「中・下」「上・中」の線になります。d^^)こちらを「台紙」に使います!
完成品は2枚で1対できますが、
印に付けた線が気にならなければ、4枚で2対作れますよっ d^^ - 手順④:
手順①で切った、異なる半紙を半分に折ったら、
手順③で作った台紙を上に重ね、印をつけた所までカットします!
- 手順⑤:
左側部分を、カットした所まで手前に折り返します!
- 手順⑥:
次は、真ん中の部分も同様に折り曲げます!
- 手順⑦:
同様に、右側も手前に折り曲げます!
- 手順⑧:
飾りやすい様に上部分を三角に折ったら、まずは「片側が完成」です!
- 手順⑨:
対象になる様に、同じ手順でもう片側を作ったら『完成』です!
鏡餅の飾り方と半紙の折り方「さいごに」
今回、半紙での折り方をご紹介した『紙垂』ですが、
「御幣(ごへい)」と呼ばれているのを、よく見かけることがあります。
しかし、『御幣(ごへい)』というのは、
「2本の紙垂(しで)を竹や木の串に挟んだもの」で、
『幣束(へいそく)』『幣(ぬさ)』などとも言います。d^^
(玉串・祓串・御幣につけた場合は、祓具としての意味になります!)
また、紙垂(しで)にも種類があり、
一般的には、「白いもの」を使う所が多く見られます。
地域によっても異なると思いますが、
最近では、「魔除けの意味合いを持つ紅白の物」を鏡餅に使うこともあるそうです。
今回は、
半紙を使って「白い紙垂」を作りましたが ...
「紅白の紙垂」を作りたい場合は、
折り紙を使って作るか、赤と白の紙を2枚重ねて作ることができます。d^^
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