突然ですが、
11月17日は何の日かご存知ですか?
あまり聞きなれない記念日ですが、
実は、『将棋の日』なんです! d^^
最近では、藤井聡太七段や、
ひふみんこと、加藤一二三九段の活躍などで、
密かなブームとなって、盛り上がっている将棋界。
そのため、ニュースやバラエティーなどで、
目にする機会も、非常に多くなっていますよねっ。
例えば、「名人」という言葉は、
将棋以外でも、一般的にも、多く使われていますが...
あまり将棋に興味がなくても、
「竜王」や「タイトル戦」など、耳にしたことはあるかと思います。
しかし ...
なんとなくは、わかっている様でも、
- 名人と竜王って どっちが強いの!?
- タイトル戦って いくつあるの!?
- タイトルの序列って どうなっているの!?
- 段とタイトルの関係って!? など、
たとえ、将棋のルールを知らなくても、
なんとなく、疑問に思ったことも少なくないのでは?
意外にというか、
ほとんど、まったく知らない世界なのかもしれませんね。
そこで、今回は、
現在の『将棋のタイトルの序列』について、ズバリ解決~っ!!(xyz...)です!
また、誰もがちょっと気になる、
「タイトル戦の賞金額」についても、調査してみました。
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将棋タイトルの序列は!?
現在、将棋の「タイトル戦」は8戦あります。
それぞれのタイトル戦の勝者が、
当然、タイトルホルダーになるので ...
必然的に、
将棋のタイトルは「8つ」ということになりますねっ!d^^
どのタイトルの格が高い!?
将棋のタイトルには、
言わば、「格付け」の様なものが決まっています。
つまり、
これら、8つのタイトルには『序列』があるのです!
8タイトルの序列とは?
では、どのタイトルに最も権威があって、
いったい、どんな序列の順番で並んでいるのでしょう?
現在の「8タイトル」になる前に、少しさかのぼって、
「7タイトル」の頃から、順を追ってみていくことにします。
 
将棋のタイトルが、まだ「7つ」の時代、
2010年以降のタイトル序列は、以下のとおりでした。
- 「竜王」
- 「名人」
- 「王位」
- 「王座」
- 「棋王」
- 「王将」
- 「棋聖」
※ちなみに、この序列は一部変更されていて、
変更前(2009年以前)の序列では、「棋聖」が3位の位置づけになっていました。
 
これらの位置づけは、獲得賞金によって決定されています。
つまり...
この中では、竜王が最も賞金額が高く、
棋聖が、いちばん賞金額が低いということになります。
 
そして、去る2017年5月には、
『叡王戦』がタイトル戦への昇格を発表されました。
そこで、気になるのが、
この「タイトルの序列順位」ですよね?
叡王の序列は3番目、つまり「第3位」となっています。
ですので、序列の順位関係は...
- 「竜王」
- 「名人」
- 「叡王」
- 「王位」
- 「王座」
- 「棋王」
- 「王将」
- 「棋聖」
となり、これが「現在の8大タイトル」ということになります。
なかでも、
竜王戦と名人戦は、飛び抜けて格のあるビッグタイトルとなっています。
タイトル戦の時期は、それぞれ異なりますが、
1年に1期、タイトル保持者と対戦する挑戦手合が行われます。
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現在の8タイトル戦の賞金は?
そもそも、
「将棋のタイトル賞金って、いくらぐらいなの!?」
次は、
気になる「賞金額」についても、見ていきましょう!
タイトル戦 | 賞金(推定) | スポンサー |
竜王戦 | 4200万円 | 読売新聞社 |
名人戦 | 2000万円 | 毎日新聞社・朝日新聞社 |
叡王戦 | 不明(*1) | ドワンゴ社 |
王位戦 | 1000万円 | ブロック紙3社連合(*2) |
王座戦 | 800万円 | 日本新聞社 |
棋王戦 | 600万円 | 共同通信社 |
王将戦 | 300万円 | スポーツニッポン新聞社・毎日新聞社 |
棋聖戦 | 300万円(*3) | 産経新聞社 |
*1)賞金は非公表ですが、2000万円前後といわれています。 *2)北海道新聞社・中日新聞社(中日新聞・東京新聞)・西日本新聞社・神戸新聞社・徳島新聞社 *3)以前は約1000万円でしたか、現在では300万円前後となっています。 |
将棋タイトルの序列と現在の賞金額「さいごに」
今回は、
「将棋タイトルの序列」や「タイトル戦の賞金」などについて、
紹介してきましたが、どうでしたか?
たとえ、将棋の駒の動かし方さえ知らなくても、
これらを知っているだけで、今まで「?」となっていた、
ふとした瞬間が、解決できたのではないでしょうか。
ちなみに、非タイトルではありますが ...
今回見てきた「8つのタイトル」の他にも、
「準タイトル戦」と呼ばれる扱いの位置づけにあたる、
- 朝日杯(賞金額 1000万)
- NHK杯(賞金額 500万)
- 銀河戦(賞金額 非公開)
- JT杯将棋日本トーナメント(賞金額 500万)
- 新人王戦(賞金額 200万)
など、一般公式戦もあります。
非タイトル戦でも、賞金はこんなにあるんですね!
将棋の世界は、
まだまだ奥が深く、知らないことばかりですが、
少し知ってみるだけで、楽しくなりますよね?
そしてやはり、
若者の活躍は、どの世界でも応援したくなってしまいます。
今後の藤井聡太くん、
いや、藤井七段の活躍が大いに楽しみです♪
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