私『今日は、小春日和だねぇ~』
友人『えっ、違うよ!』
私『・・・・・・!?』
季節は、まだ肌寒い冬の時期、
3月の初旬に、友人と旅行に行った時のことです。
この日は、その季節の割には、
「春のような ぽかぽか陽気」でした。
冒頭の会話は、その時の何気ない会話です。
実は、この時指摘されてはじめて、
「意味を勘違いしていた!」という事を知りました。
この様に、あまり使い慣れていない言葉は、
「間違った意味」や「間違った使い方」...
また、
言葉にはしないけれど、「間違えて認識している...」
といった場合も、少なくないのではないでしょうか?
『小春日和』の場合、
どの時期にどう使うのが、正しい使い方なのか?
具体的な使い方の例をあげて、紹介してきますので、
「小春日和」の意味と使い方について、しっかりと理解しておきましょう♪
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『小春日和』の意味と時期
『小春日和』の勘違いで多いのは、
冒頭の様に、おそらく「春」をイメージしているのでは?
ところが、
「春を迎える時期」や「春を感じさせる陽気」に。
小春日和という言葉を使うのは、実は間違いなんです!d^^
では、
どんな意味で、いつの時期に使うのが正解なんでしょう?
まず、小春日和の『小春』は、
陰暦では10月の異称で、現在で言えば 11月頃にあたります。
そうなんです、
小春日和は「冬の季語」だったんです。
そして『日和』には、
「よく晴れて、さわやかな天気」
または、
「なにかをするのに、ちょうどよい天気」といった意味があります。
ですので、『小春日和』は、
という意味になります。
したがって、
この言葉を使うのに、適しているのは ...
春のような、穏やかで暖かい陽気が続く時期ということになります。
ちなみに、この陽気は、
移動性高気圧に覆われて発生する気候らしいです。
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小春日和の「正しい使い方」
これで、小春日和の本来の意味と、
使うべき時期が、ようやく理解できました。
では、それらを踏まえて、
正しい使い方を、把握しておきましょう♪
小春日和の使用例
小春日和という言葉は、
一般的に、挨拶で使われる場合が多い様です。
では、「手紙」と「会話」の中での使い方を、
その具体的な例として、いくつかみてみましょう!
- 「小春日和の穏やかな日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?」
- 「小春日和のうららかな日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?」
- 「小春日和の候い かがお過ごしでしょうか?」
- 「この小春日和は、嬉しいものですね!」
- 「今日は小春日和で、暖かくて良いねっ!」
この様に、季節感を表す挨拶としてよく使われます。
小春日和の意味と使い方「さいごに」
『小春日和』という言葉の「正しい意味」と、
例文を混じえて「具体的な使い方」をみてきましたが、
これで、理解できましたよね?
意外と、間違えて覚えてしまいそうですが ...
小春日和は「春」が付いているけれど、『春先に使う言葉ではない』!
しっかりと把握して、
使い方はもちろん、使う時期を間違えないようにしましょう!d^^
ちなみに ...
『春日和(はるびより)』というのも存在します。
この春日和が、春の季語にもなっている言葉で、
『春のよく晴れたおだやかな日」という意味なんです。
ですので、
- 『小春日和』は...「冬」の始まり!
- 『春日和』は...「春」の始まり!
この様に、『小』が付くか付かないかだけで、
季節がかわってしまいますので、気をつけてくださいねっ。
これで今回も
『ズバリ解決~っ!!(xyz...)』のハズ♪(笑)
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