節分の豆まき!
大豆じゃなくって、落花生をまくって本当!?
子供の頃は、毎年あたり前のように、
節分の豆まきを行っていました...。
そして、
豆まきをする時の豆は、
当然のように、大豆を使っていました。
大人になり、おやつに落花生を食べながら、
会社の同僚が...
『小さいときの、節分を思い出すな~♪』
『えっ・・・?』
その時初めて、
「他の種類の豆」をまく地域がある事を知って、驚いたのです!
それまでは、
大豆以外の豆をまく事など、考えもしませんでしたw。
そこで、今回の「ズバリ解決~っ!!(xyz...)」では、
『節分に使う豆の種類は、地域によってどう違うのか!?』
について、徹底調査してみました。d^^
落花生はもちろん、
それ以外にも、変わった意外なものを巻くところもありましたよっ!
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Contents
節分の「豆まき」とは!?
『節分の豆まき』は、
邪気を払う行事として行われています。
豆まきの「豆」には、
『福豆』と呼ばれる「炒った大豆」が、一般的に使われている事は、
当然、誰でもご存知なのではないでしょうか?
『炒った大豆』という事に関しては、、
「豆を炒る」が「魔目を射る」になぞらえていると言われています。
鬼の目に、炒った豆をぶつけて退治する事で、
邪気を追い払って、無病息災を願うために豆まきをするのです!
ちなみに、
「節分の鬼や豆まきをする由来」については、前回の記事で詳しく解説しています。d^^
節分でまく「豆の種類」は地域によって違う!?
現代では、
子供の行事のようになっている「豆まき」ですが...
本来は、
「家族が幸せであるため、邪気を呼び寄せないように」
と、古くから粛々と受け継がれてきた行事...
のっ!
はずですが...?
今では、「炒った大豆」ではなく、
「落花生」をまくところもあるそうなんです!
驚きの「落花生」をまく地域!
節分で、主に使用される豆の種類は、
「炒った大豆」の次に「落花生」が多いようです!
この『豆の種類の違い』は、
どうやら地域が関係している!という事が分かったのです。d^^
『大豆派』それとも『落花生派』?
いろいろ調べてみた結果、
地域的には、以下の様に分かれている事がわかりました!
-
【大豆派】
関東、東海、関西、中国・四国 など(※ 基本的に、関東より南に多くみられます。)
-
【落花生派】
北海道、東北、新潟県、鹿児島県、宮崎県 など(※ 雪の多い地域と、九州の一部に多くみられます。)
大豆派からみれば、
「落花生」というのは、ちょっと考えにくいかもしれませんが...
落花生をまくのには、それなりの意味や理由があるんですよ。d^^
- 雪の多い地域では、「大豆だと雪に埋もれて掃除が大変」!
- 落花生のほうが「カロリー」がある!
落花生(約30kcal/10粒)vs 大豆(約14ckcal/10粒)
このように、約2倍(食べる数だと約4倍)の栄養が取れることが分かります!
「寒い冬を乗り越えるために、栄養を摂取できるから」という、
寒い地域ならではの、知恵だったという事なんですね。d^^
では、寒い地域ではない「九州」の一部も、
節分の豆まきに、落花生を使用するのはなぜなんでしょう?
一般財団法人「全国落花生協会」によると...
鹿児島県は、落花生の生産地があるからで、
身近な落花生を使って、豆まきを行うのが主流になってきているそうです。d^^
「落花生」の生産量日本一は、千葉県なんですが...
節分の豆まきに落花生を使用する!という話はあまり聞きません。
生産量が日本一ということなので、
もしかしたら、今後は流行っていくのかもしれませんね?
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さらに、
もう少し具体的に、違いを比較してみると...
- 豆をまいた後「拾って食べる」?
- [大豆派]
食べてもいいが、衛生的に良くない! - [落花生派]
殻が付いているので、何の問題もない!
- [大豆派]
- 豆を「食べる数は」?
- [大豆派]
30歳過ぎると、まあまあ大変! - [落花生派]
20歳過ぎでも、まあまあ大変!
(大豆の倍、2個で1個の計算で食べるから。)
- [大豆派]
- 豆をまいた後の「掃除」は?
- [大豆派]
豆が小さく、踏みつけたりして掃除が大変! - [落花生派]
大きいので、見つけやすく拾いやすい!
- [大豆派]
- その他 ...
- [大豆派]
食べても、美味しくない! - [落花生派]
大豆よりカロリーが高く、栄養が取れる!
- [大豆派]
「大豆派」と「落花生派」では、この様な違いが判明しました。d^^
その他に節分でまく豆の種類!
元々は、節分の豆まきに使われる豆は、
『福豆』と呼ばれる「炒った大豆」だったはずです。
しかし、
現在では、色々なものが豆まきに使われているんです。
古くからの風習である豆まきは、
現代人には、もう時代遅れなのでしょうか?
そもそも、落花生ですら、
本来の「節分の豆まきの意味」とは反しています。d^^
ですが...
それを超える程に、いろいろな物を投げているそうなんです!
その驚きの豆の種類には、以下のようなものがあります。d^^
- アーモンド
- うぎいす豆
- ピスタチオ
- 納豆
もう、ここまでくると、
大豆だと「美味しくない!」とか、
「アレルギーだから!」などといった理由になってしまいます!
ちょっと分かる気もしますが(汗)、もはや節分ではないのでは...。d--;
『豆の種類』という本題からは、少し逸れてしまいますが ...
地域によってですが、神社などでは、
豆以外に、お菓子やお餅、お金などもまく地域があるそうです。
たとえば、東京の新島では、
節分には年男が「厄」を落として回る風習があります。
その年男は、神様に豆をお供えし
5円や10円を紙に包んでひねったものを年齢分用意し、家の近くの四つ角に落します。
自分の厄を豆や小銭に託して捨てる!といういわれがあるそうです。
その他にも全国各地で、
節分の豆まきのかわりに「お金をまく」ことがあるようです!
このように、神社で豆以外のものをまくのは、
「鬼を退治するためにまく」という理由ではありません!
「福を配る」「福をまく」という意味で、
お菓子やお餅、お金などをまいたりしているのです。
節分で豆をまく行事は、
『邪気を払う!』という意味だと理解していれば
もはや、「大豆」だけにこだわる事はないのかもしれませんね。d^^
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