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立冬とは!?「立冬の食べ物=かぼちゃ」は間違い!

更新日:

木枯らしが吹き始める季節となると、
もう、すぐそこまで冬が訪れているのを感じます。

そして、その頃「立冬」を迎えます!

立冬とは!?「立冬の食べ物=かぼちゃ」は間違い!

 
カレンダーなどで、よく目にする「立冬」...

だいたいの意味は、
字を読めば、なんとなく想像がつくとは思います。

しかし、この「立冬」は、
毎年同じ日にちではない!ということを知っていましたか?

この様に、
知っている様で、実は知らない事!って、
意外と多いと思うのは、おそらく私だけではないはずです。w

 
そこで、
今回の「ズバリ解決~っ!!(xyz...)」では、

いったい、いつが立冬で、
立冬には、どんな意味や由来があるのか!?

 
さらには、
立冬の日に「すると良いコト」や、
立冬の食べ物といえば、なぜ「かぼちゃ」なのか?
などについて、くわし~く調査してみました!


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立冬とは?立冬はいつ!?

『立冬』とは、
まさに、読んで字の如く「冬が立ち上がる」

と、ここまでは、
誰でも想像がつきますよね?(もちろん、私でも...w)

 

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問題はここからです!d^^

「立」には、新しい季節になるという意味があり、
季節の節目を表しています。

ですので、
この日から暦の上では冬となり、冬の始まりとなります。

 
1年間を24等分して、
約15日ごとに区切ってつけた季節の名称、
『二十四節気(にじゅうしせっき)』というものがありますが...

「立冬」は、
この二十四節気の、第19番目にあたります。

 

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もう少し、詳しく見てみましょう。

地球と太陽の角度が
「春分を基準にして225度」の位置が、立冬とされます。

 
もちろん、立冬は1年に1回なんですが...

太陽と地球の位置を固定し、日時をあわせて決めているので、
日付がズレてしまう!ということが起こってしまいます。

そうした事から、
4年に一度「うるう年」で調整されて、11月8日になり、
また元に戻って、11月7日という事を繰り返します。

立冬とは?立冬はいつ!?

 
実は、二十四節気の名称では、
11月7日頃の「日」だけでなく、
立冬には、「期間」としての意味もあるんです。d^^

  • 11月7日頃の1日だけ!
  • 立冬の次の節気である「小雪」前日までの間の期間!(11月7日~11月21日迄)

 
そして、不思議に思われた事もあると思いますが、
季節には、「暦の上の季節」「実際の季節」があります。

ですので、
暦の上と実際の季節では違う!と感じる事ってありますよね?

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それはなぜかと言うと ...

元々、中国で発案された二十四節気の、
「月の周期を元にした暦」を、日本でも使っているため、
現在の「太陽の周期を元にした暦」とでは、ズレが生じてしまうからなんです。

ちなみに、
中国の二十四節気は、『月の周期を元にした暦』で、
1年を4等分して、前半を「節(せつ)」後半を「中(ちゅう)」と呼び、
それぞれの期間の区切りとなる日に、それぞれ名称がついています。

 
【二十四節気】

第1 立春(りっしゅん) 【春】
2月~4月
第2 雨水(うすい)
第3 啓蟄(けいちつ)
第4 春分(しゅんぶん)
第5 清明(せいめい)
第6 穀雨(こくう)
第7 立夏(りっか) 【夏】
5月~7月
第8 小満(しょうまん)
第9 芒種(ぼうしゅ)
第10 夏至(げし)
第11 小暑(しょうしょ)
第12 大暑(たいしょ)
第13 立秋(りっしゅう) 【秋】
8月~10月
第14 処暑(しょしょ)
第15 白露(はくろ)
第16 秋分(しゅうぶん)
第17 寒露(かんろ)
第18 霜降(そうこう)
第19 立冬(りっとう) 【冬】
11月~1月
第20 小雪(しょうせつ)
第21 大雪(たいせつ)
第22 冬至(とうじ)
第23 小寒(しょうかん)
第24 大寒(だいかん)


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立冬の食べ物は「かぼちゃ」?

中国の立冬では、
「餃子を食べる」という風習があるそうです。

では、日本の立冬は、
いったい、どんな風習があるのでしょう?

立冬にかぼちゃを食べる?

「立冬の日に、かぼちゃを食べる」といった情報もある様ですが、
かぼちゃを食べるのは『冬至』です!

「冬至のかぼちゃ」が、
どこかで、「立冬にかぼちゃを食べる」と、
間違えてしまっているのかもしれませんね。

日本では「立冬に食べる物」と、
決まっている食べ物は、残念ながらありません。

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日本の場合、
立冬には冬瓜(とうがん)を食べる!というご家庭が多いようです。

 
しかし、
中国には、『立冬補冬、補嘴空』ということわざがあり、
このことわざを、分かりやすく解説すると...

「立冬の季節に、収穫されたものを温かくして食べて、
 栄養を摂り、体調を整える事が、寒い冬を乗り切る最良の方法だ」

という意味になります。

 
そして、冬の支度をして、温かいものを食べることで、
運気が上がっていくとも言われています。

 

立冬の日にすると良いコト

立冬の日にすると良いコト「立冬の食べ物はかぼちゃ?」

 
日本の場合、「立冬に何かを行なう」といった、
しきたりや行事などは、特にありません。

しかし、
昔からこの日にすると良い!とされている事はある様です。

 
立冬の日は、冬の支度をすると良い日とされていて、
「冬物を出して使い始めると、良い日になる!」
などと、言い伝えられています。

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西日本では、亥の子の日(11月の第一亥の日)に、
炉開きをすると、火事にならない!と言われており、
暖房器具を出したり、囲炉裏に火入れをして冬の準備を始めます。

 

立冬の食べ物=かぼちゃは間違い!「さいごに」

「立冬の日に、かぼちゃを食べる」という風習や、
決まりなどはありませんので...

本来なら、間違いになります!

しかし、
中国のことわざからすれば、栄養がある「かぼちゃを食べる」ことは、
それ程間違っていないかもしれませんね。(冬に収穫はできませんが w)

 
立冬を過ぎると、冬の気配が高まり、
だんだん寒くなるので、あまり動きたくなくなります。

しかし、
何かとイベントが多い「冬」です♪

 
楽しいイベントや行事の前に、
風邪やインフルエンザにかからない様、

ゆっくり冬の支度をしながら、
栄養のある物を食べて、寒い冬を元気に過ごしてくださいねっ。d^^


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