女の子の成長や良縁、幸福を願う
「ひな祭り」と言えば... もちろん 雛人形♪
また、
この桃の節句にちなんだ『食べ物』もたくさんありますよね♪
「ちらし寿司」と、あとは~ ...「???」 (思い浮かばない w)
私の場合、「ひな祭りの食べ物」と言えば、
ちらし寿司以外に...
恥ずかしながら、とっさに何も出てきませんでした(汗)。
こんな私は例外としても w、
「意味は分からないけど、毎年色々食べている」とか
「母親が作ってくれているけど、意味がある事を知らなかった」など、
『あまり意味など考えなっかた!』と言う方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回の「ズバリ解決~っ!!(xyz...)」では、
- ひな祭りに食べる食べ物にはどんなものがあるのか?
- また、その食べ物の意味は何なのか!?
について、簡単でわかりやす~く説明していきます♪
「ひな祭りの食べ物の意味」を知れば、
ご両親の思いが、より伝わるのではないでしょうか。d^^
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Contents
「ひな祭り」と「食べ物」
『ひな祭り』は「桃の節句」とも呼ばれています。
『節句』とは、
伝統的な年中行事を行う「季節の節目の日」です。d^^
ですので、
その時期に採れる旬のものや、初ものを食べる!
という、古くからの風習があります。
もちろん、これには理由があり、
これらを食することで「邪気を払い病気にならない!」と、
考えられ、「縁起の良い食材」とされてきたからなのです。d^^
この様に、
お祝い行事には、「旬のもの」や「初もの」
「縁起の良いもの」を食べる風習が、今でも続いているのです。
簡単!ひな祭りの「食べ物の意味」は?
『ひな祭りの食べ物』と言えば、
おもに、以下の様なものが挙げられます。d^^
今回は、これらの食べ物について、
ひな祭りに食べる「意味」や理由などを見ていきましょ~ ♪
食べ物の「意味」
「ひな祭りの食べ物」と言えば、やっぱりコレ!
『ちらし寿司』ですよねっ♪
ちらし寿司
お寿司は、
「寿」の名が付く通り、おめでたい時に食べる料理です。
ちょっと勘違いしがちなんですが、
お寿司に「縁起のいいネタ」を使っていることから、
『縁起を担ぐことができる!』とされているのです!
ですので、「ひな祭り」に食べるちらし寿司でも、
当然、願いが込められた具材が使われます。
では、
その『具材』について見てみましょう♪
- 【エビ】・・・『魔除け』『長寿』『出世』
- エビの赤色は「魔除け」を意味します!
- 長寿を意味し、いつまでも「健康」であるように!
- 脱皮を繰り返して大きくなることから「出世」する!
- 【豆】・・・『まめに働ける』『まめな性格になるように』
- 健康でまめに働けるように!
- まめな性格の女性は男性から人気があり、その様な願いが込められた!
- まめは「長く続く」「途切れない」という意味も兼ね備えています!
- 【れんこん】・・・『見通しがきく』『子宝に恵まれる』
- れんこんは外の世界を見る事ができ、未来が見えると言われています!
これらの様に、『縁起のいい具が』お祝いの席にふさわしく、
「ひな祭りの定番メニュー」となったそうです。
その他にも、三つ葉や人参・卵など、
いろいろな具材の色合いが、春を呼び込むとされています♪
はまぐりのお吸い物
『はまぐり』の貝殻は、
「対になっている貝」以外は、絶対に合わさらないんです!
この事から、「良縁に恵まれる食べ物」として、
結婚式などの、お祝い事には欠かせない食材となりました。
その他にも「夫婦円満」を表し、
一生添い遂げるように!との願いが込められた縁起物です。
また、
古来日本では、二枚貝そのものが「女性」を表わしている!
と言われているため、
女の子のお祝いである「ひな祭り」にも食べられるようになったのです。d^^
桜鯛の塩焼き
紅白の色は、「邪気を払い縁起が良いもの」とされているため、
お祝い事で欠かせない、紅白の食べ物の代表が『真鯛』です!
「鯛」と「目出度い(めでたい)」をかけて、
『縁起の良い語呂合わせ』ということから、
おめでたい席に、鯛を用いられるのはあまりにも有名ですよねっ♪
白酒
『白酒』の場合、
食べ物というより、飲み物なんですが ... w。
ひな祭りには、
桃の花を浮かべた白酒である「桃花酒」をお供えして飲みます。
もともとは、桃の花びらを漬けた
「桃花酒」というものが、飲まれていたと言われています。
桃は邪気を祓い、気力や体力の充実をもたらすということで、
薬酒のひとつとして、中国から伝えられました。
江戸時代からは、みりんに蒸した米や麹を混ぜて1カ月ほど熟成させた、
「白酒」の方が親しまれるようになりました。
白酒は、みりんともち米・米麹で作られていて、
アルコールが、なんと10%前後も含まれているんです!
お子さんと一緒に飲むためには、「白酒」でなく、
ノンアルコールの「甘酒」がよいのではないでしょうか。d^^
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食べ物(お菓子)の「意味」
続いては、
「お菓子類」について見ていきましょう♪
ひなあられ
『ひなあられ』の場合、
関西と関東では、少し異なっています。d^^
「関西」では、菱餅を砕いて作ったと言われています。
醤油や塩で味付けしたものが多く、
見た目は茶色で、しょっぱいものが主流となっているようです。
ピンク・白・緑という色になっているのは、
菱餅から作られた事が由来とされており、それぞれの意味は...
- 【ピンク】桃の花や生命
- 【白】雪や大地
- 【緑】木々や芽吹き
を表わしていて、「自然のエネルギーを取り込む」ような意味合いがあります。
対して、「関東」では、
関西と違って、甘い味付けをしているのが特徴です!
こちらも、先程の3色が主流ですが、4色の物も存在します。
この「4色の意味」は、ちょっと変わってきます!
ピンク・緑・黄・白の4色で、
それぞれ「四季」を表していると言われています。d^^
- 【ピンク】春(春の花)
- 【緑】夏(生い茂る緑)
- 【黄】秋(紅葉)
- 【白】冬(降る雪)
この様に、四季を色で表わすことで、
「1年中健康で過ごせますように!」という願いが込められいるのです。
菱餅
菱餅のその独特な形は、
「菱」という植物の、実の形を模したものです。
昔の菱餅は、実際のこの「菱の実」を使って作っていたそうで、
繁殖力の高い「菱」にちなんで、
『子孫繁栄』を意味する縁起の良い食べ物とされてきました。
現在の菱餅は、紅・白・緑の3色を使っていて、
- 【紅白】邪気を払う
- 【緑】健康や長寿
といった意味があり、緑の材料には「蓬(よもぎ)」が使われています。
「蓬(よもぎ)」は、菱と同じく繁殖力が高く、
増血効果があると言われるため、縁起のいい食べ物とされています。
色の意味については、諸説あるようですが ... d^^
桜餅
最近のひな祭りで、
もっとも定着しているお菓子が「桜餅」ではないでしょうか?
ところが、この桜餅の場合 ...
実は、「節句にちなんだ意味や由来」などはないのです!
しかし、
色あざやかなピンクと、春を感じさせる桜の葉が、
「桃の節句」にとても良く合うと言うことで、
戦後になって、ひな祭りの食べ物として人気が急上昇してきました。d^^
「ひな祭り」「桃の節句」「ピンク」という事から連想して、
この『桜餅』が食べられるようになった! とされています。
「春らしく、女の子のお祝いに非常に良く合うお菓子♪」
という意味で、食べられているそうです。
この様に、ひな祭りの「食べ物の意味」を知れば、
『娘の幸せを願う!』という親の気持ちがより伝わますよねっ!
たったこれだけのことでも、
これからのひな祭りが、より楽しくなるのではないでしょうか d^^
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