知らない人の方が少ないくらい、世間に浸透している行事、
4月1日の『エイプリルフール』なんですが...
このエイプリルフールには、
様々な「ルール」がある事をご存知ですか!?
よく考えてみると、
「変なイベント」だと思いませんか!?
この日に、
友達や彼氏に嘘をつかれて騙され、嫌な思いをした...
そんな経験をした方も、少なくないのではないでしょうか?
ですので、いくらエイプリルフールとはいえ、
「人が不愉快な思いをしてしまう嘘」はどうかと思います。d^^
エイプリルフールには、ルールがあることについては、
知らない方も、けっこう多いのではないでしょうか?
そこで、今回の「ズバリ解決~っ!!(xyz...)」では、
『エイプリルフールのルール』について調査してみました!
- 日本のルールと海外のルールではどう違うのか!?
- 嘘をついてもいいのは午前中だけ!?
- 嘘をつくのは禁止!というルール!? など...
調べてみると、それらの中でも意外なルールも...。
これらのルールと、その意味を理解して、
楽しい「エイプリルフール」を過ごしてくださいね。 d^^
せっかくの変なイベント(笑)ですので、
ホッコリする様な、笑える嘘で楽しみましょ~♪
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Contents
エイプリルフールのルール
ご存知の様に...
この日だけは『嘘をついてもいい日』とされている
世界的に浸透している、共通のイベントになっています。
英語では「April fool's day」といい、この「Fool」は愚か者などを意味し、
4月1日に『騙された人』の事を示しています。
- ちなみに...
- 日本語で直訳すると「四月馬鹿」
- その他では...
- 漢語的表現「万愚節(ばんぐせつ)」
- 中国語「愚人節(ぐじんせつ)」
- フランス語「プワソン・ダヴリル(4月の魚)」
これらの様に、
「エイプリルフール」には、様々な呼び方があります。
ルール違反となる嘘はNG!
エイプリルフールには、
ある程度、暗黙の『ルール』というものがあります!
いくら「嘘をついてもいい!」とは言っても、
人に害を及ぼす事は、本気で人を傷つけてしまいます。
少し考えれば分かる事ですが...
- 「誰かが不幸になる嘘」はNG!
- 「生まれる・死ぬにまつわる嘘」は、重過ぎるのでNG!
- 「金銭関係の嘘」はNG!
- 「犯罪系の嘘」はNG! など...
これらの様に、自分の発した嘘に責任がとれなければ、
それは、当然「ついてはいけない嘘!」となるわけです。
日本と海外ではエイプリルフールは違う!?
上述の様に、エイプリルフールは「世界共通」といっても、
国によって文化が違う様に、ルールも違ってくるのではないでしょうか?
ですので、
日本と海外では、どんな違いがあるのかを見ていきましょう。d^^
日本と海外のルールの違い
まず初めに、
「日本のルール」はというと...
結論から言ってしまうと、
実は、『これと言ったルールというものは無いんです!』
ただし、
守らなければならないルールは、1つだけ...
誰かに損害を与える嘘や、
失望させてしまう様な嘘は、絶対についてはいけません。
人として当たり前の事なんですが、
たとえエイプリルフールの日でも、犯して良いというわけではありません。
このことさえ守れば、どんな嘘でも、
この日の場合、楽しく笑えるのではないでしょうか♪
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エイプリルフールは「午前中」だけ!?
「嘘をついていいのは、午前中!」というルールを、
耳にしたことがあるという方も、少なくないと思います。d^^
そもそも、このルールはどこから来たのでしょうか?
この「午前中ルール」は、
南アフリカやオーストラリア等、イギリスの統治を経ている一部地域で、
実際に浸透しているものだったのです。
その由来について、最も有力なのが、
イギリスの「オークアップルデイ」というものです。
オークアップルの実や葉を、帽子や襟に付ける風習がありました。
午前中に、この実を付けていないと、からかわれ責められたそうですが、
午後は付けていなくても、責められなかったようです。
これが、エイプリルフールにも適用され、
現在の「嘘は午前中だけ!」というルールになったのだそうです。
ついた嘘は、早めにバラした方がいい!という意味では、
「午前中についた嘘を、午後以降に種明かし!」
という事は、理にかなったルールだと思います。d^^
ちなみに、ルールとは少し異なりますが...
『エイプリルフールでついた嘘は、その後1年間は実現することはない!』
といった、エイプリルフールの「ジンクス」もある様です!
日本以外(海外)のエイプリルフールのルールは?
日本以外の国では、
いったい、どんなルールがあるのでしょうか?
フランスでは、エイプリルフールを、
「4月の魚 (Poisson d'Avril)」と呼ばれていることは、先にも触れましたよね。d^^
ちょっとユニークな呼び方なんですが...
フランスの場合、この日は、
「見つからない様に、魚の絵を背中にこっそり貼る」というルールがあるそうです。
この様に、イタズラをする習慣の国もあるんですね~♪
その他では...
上述の「南アフリカ」「オーストラリア」「イギリス」等の、
『嘘をつくのは午前中だけ!』とは異なり、
「アメリカ」「フランス」「イタリア」「ドイツ」「ロシア」等では、
『1日中嘘をついてもOK!』というルールの国もある様です。d^^
エイプリルフールに「嘘をついてはいけない」というルール
逆に、
エイプリルフールに『嘘をつくのは禁止!』というルールの国もあります!
-
中国
文化的に合わないので禁止!
中国では、国の伝統文化や社会主義の核心的価値観に合致しないため、
「エイプリルフールの嘘(ジョーク)の発信をしない」ことを、
国営を通して伝えているそうです。しかし、
若者の間では既に浸透しているため、戸惑う人も少なくないようです。 -
イスラム教国
イスラム教徒は禁止!
イスラム教の聖典であるコーラン中には、
「嘘をつく行為を禁止する!」という一節があります。 -
フィリピン
禁止以前の問題!
嘘が禁止という訳ではなく、そもそも「エイプリルフール」が浸透していません。
ネット文化もそれほど発達していないため、
エイプリルフールを知っている人自体も、少ない国だそうです。 -
韓国
軍隊関連の嘘は禁止!
軍隊に関する嘘は絶対についてはいけないそうです。
韓国には徴兵制度があり、徴兵免除のために嘘をついてしまうと、
韓国国内には入国禁止となってしまいます。
これらの様に、
「たとえエイプリルフールであっても、この日に冗談が通じない!」
という国もあるということを、覚えておいた方がいいかもしれませんね。d^^
嘘をついてはいけない!という、
「逆エイプリルフールの日」にまつわる、
『13歳の少女』のお話を、最後にご紹介しておきましょう♪
これは、たくさんある中でも有名な
フランスの「シャルル9世の由来」に登場するお話です。
3月25日で4月1日まで、新年を祝う春の祭りをしていました。
10歳の若さで即位した、フランスの「シャルル9世」ですが...
その後、14歳になった1564年に、
1月1日を新年とする事を決めるのです。
それに反発した人々は、
4月1日に「噓の新年」として、バカ騒ぎを始めてしまいます。
この反発に激怒したシャルル9世は、
国民を逮捕し、次々と処刑してしまったのです。
この中には、まだ13歳の少女までが含まれていたそうです。
フランスの人々は、この事件に非常にショックを受け、
王への抗議と、この事件を忘れない様に、
その後も4月1日に「嘘の新年」を祝う様になったのが、
現在の「エイプリルフール」の始まりと言われています。
そして、
13歳という若さで処刑された、少女への哀悼の意を表し、
1564年から13年に1度、嘘をついてはいけないという
「逆エイプリルフールの日」が作られました。
しかし、13年に1度という長い年月のためか、
この事は次第に記憶から消えさってしまった...。
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