「鬼は~外っ!」「福は~内っ!」
節分には鬼が来るといわれ、豆まきをしますよねっ d^^
昔から行われているこの習慣『節分の豆まき』ですが...
- なぜ豆まきをするのか?
- 鬼はなぜ来るのか?
など、しっかり理解して豆まきをしていましたか!?
今考えると、言われるがままに豆を投げていた気がしますw。
大人になり、豆まきもしなくはなっていますが、
節分には、必ず炒った豆を食べています。
しかし、ふと気づいたのです!
よく理解していない状態で、豆を食べても、
本来の「福」が半減しているのではないかと...(汗)
ですので、
今回は、『節分に鬼が来る意味や由来』についてはもちろん...
豆まきの意味とその鬼についても、ズバリ解決~っ!!(xyz...)です。
しっかり理解するために、詳しく解説してきます。d^^
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節分に鬼が来る由来や意味は?
節分に豆まきをする! という、
現在のような行事になったのは「室町時代」で、
それが、庶民の間に広まったのは「江戸時代」だと言われています。
『節分』とは、まさに字に書いてある通りで、
季「節」を「分」ける! つまり「季節の変わり目」を意味しています。
それは、季節の節日であり、
「立春・立夏・立秋・立冬」の、それぞれの前日を示しています。
ですので、節分は「1年に4回」あるんです。d^^
なかでも、
旧暦の時代では「立春正月」などと呼ばれる、
『立春の前の節分』は、他の節分より「重要で特別な日」とされていました。
つまり...
立春は、1年の始まりの日(お正月)と考えていたため、
当然、その前日は「年の最後の日」となるからです!
節分に「鬼が来る!?」
節分には、
「豆まきで鬼を退治する!」という行事が行われますが...
そもそも、
この『鬼』とは、いったい何者なんでしょうか!?
その鬼の正体はというと...。
「鬼」という語源は「隠(おぬ)」が転じたもので
本来は、「この世ならぬ者」「姿の見えない者」のことを意味します。
俗に言う
「妖(あやかし)」「物の怪(もののけ)」「魔物(まもの)」など、
日本では、これらのことを『妖怪』と言います。
この様に、鬼は得体の知れない「邪気」を意味し、
災害や病気などの悪い事は、すべて『鬼の仕業』とされていました。
昔は、季節の変わり目になると「邪気」がくると信じられ、
その邪気(鬼)を追い払う! という行事が行われるようになりました!
それが、現代の『節分の豆まき』なのです。d^^
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豆まきで鬼を退治する!?
「鬼」については分かりましたが、
それよりも、さらに意味不明なのが『豆』です!
いったい、鬼とどう関係があるのでしょう!?
どうして、豆をまいて鬼を退治するのでしょう!?
豆まきをする由来や意味は?
邪気を払う行事として行われる『豆まき』ですが...
そもそも、「豆まきの由来」はどこからきていて、
いったいどんな意味があるのでしょう!?
宮中行事で行われていた「追儺(ついな)」の行事と、
春夏秋冬の節分に行われていた「方違え(かたたがえ)」行事の
「豆うち」という儀式が融合したものが、豆まきの由来とされています。
豆まきが行なわれる神社や寺院に、
「追儺式」とか「節分祭追儺式」などと書かれているのは、
実は、この様な由来があったためなんですねっ。d^^
また、
「鬼に豆をまく!」という理由については、諸説ある様ですが...
鬼の魔の目「魔目(まめ)」に、豆をぶつけ鬼退治ができ、
「魔滅(まめ)= 鬼を滅ぼす」ことで、平和な新年を迎えられる!
という説が、もっとも意味がわかりやすい様に思います。d^^
ちなみに、その他にも、
- 京都鞍馬山に鬼が出た時に、
毘沙門天のお告げによって、大豆を鬼の目に投げつけて退治した!
- 米よりも粒が大きいため、穀霊で悪霊を祓うのに最適だから!
などの、意味や由来がある様です。
なぜ豆を食べるの?
豆まきをした後、まいた豆を拾って食べますが、
それには、どんな意味があるのでしょうか?
「豆まき」には、炒った『大豆』が一般的に使われています。
日本では古来より、穀物(五穀)や果実には、
「生命力」「魔除けの力」「邪気を払う霊力」などがあるとされていました。
この考えから、大豆もその中の一つなので、
「穀霊が宿る」とされ、神事には米の次に用いられていました。
また、火で炒った豆は、
邪気を払った豆として「福豆」と呼ばれています。
その福豆を、歳の数だけ食べるのには、
豆を食べる事で、厄を祓い無病息災を願い、
「次の年も健康で幸せに過ごせますように!」という意味があるからです。d^^
ですので、
「邪気」が入り込む節分には、炒った大豆を年神に供えたあと、
邪気を追い払って、無病息災を願うために、
「鬼は外、福は内」と掛け声をかけながら、年男がその豆をまいていたのです!
ちなみに、豆を食べる数は、
- 数え歳の数だけ
- 満年齢の数、または満年齢プラス1個
などとよく聞きますが、これはどちらでもいいそうです。d^^
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